2023.11.03 23:08Un passé qui revient grâce à tout ce qui n'a pas été vécu.詩誌『潮流詩派』に寄稿中のエッセーが「批評エッセイ最優秀賞」を受賞しました。日本語にフランス語のテクストを加えて一冊にした『Essai de Provence プロバンスからのこころみ』は、神保町のPassageで入手できます。ぜひ読んでいただけたら幸いです。
2023.11.03 12:04Oublier Camus 『叛カミュ』I―人間の顔をした植民地主義のために「アルジェリアが独立するなら、フランスを離れるつもりだ。カナダに向かう」。1959年9月、フランス人作家のアルベール・カミュはこう書いた。カミュのフランスは、本国ではない。1830年のフランスのアルジェへの軍事進攻から始まった、植民地アルジェリアである。この植民地的側面は、色眼鏡のような、ものの見方ではなく、さまざまな社会関係が、当時のフランス帝国主義的政治のな...